
こんにちは!妖怪画家のヨハクです。私は普段妖怪の絵を描いています。
妖怪の絵を描くにあたって絵を描いたことがない人から、想像力が豊かですねぇとか才能がある人はいいわねぇ、等の私がすごい人かのようなお言葉をいただくことがありますが、そんなことはありません。
アウトプットをするにはインプットが必要だしインプットにはインプットの練習が、アウトプットにはアウトプットの練習が必要です。

今回は私が普段アウトプットの練習としてスケッチという名の落書きをしているのですが、その際に使用しているノートについて紹介していきます。
スケッチブックを買うと高いですが、私の場合万年筆の線画で無地のノートに描くので安く済みます。

私は好きで万年筆やボールペンを使ってスケッチしていますが、細い線が引けるものであればなんでも描けます。
スケッチブックは安いものだと絵具ののりが悪く、高いものはお金がかかるので失敗を恐れて手がとまる、、、。
ということでそもそも絵を描く案だしとして、線画でノートに構図やアイデアをまとめていくことにしました。もちろん画材の使い方を高いスケッチブックで練習することも必要ですが、良いアイデアや構図で絵が決まるので安いもので沢山スケッチして自分のストックをためていきましょう。

私はよくライブペインティングといって下書きなしで即興で絵を描くというパフォーマンスをしていた時期がありますが、スケッチを沢山していればなんでも一発で描けるようになります。
ヨハクがスケッチで使っているノート
私は万年筆でスケッチをしているので基本的には万年筆が描きやすい紙を使用しています。加えて時々油性ボールペンで描いたり、万年筆でスケッチしたあと水彩で着彩したりしています。
また持ち運びしやすいのと、スケッチには時間はかけない方がよいので小さいサイズを使っています。
ノートとはいえ、紙質によって大分描き心地や耐久性が変わってきてしまうのでノートを選ぶときは紙の表面や厚みを気にして買ってみて最終的に気に入ったものを紹介します。

万年筆単体でスケッチする場合は問題ないですが、水彩で着彩する場合は顔料インクを使用します。ちなみに油性ボールペンも耐水なので水彩で着彩可です。
トラベラーズノート パスポートサイズ
トラベラーズノートの紙はMDペーパーという紙を使っていて、この紙が万年筆と相性がよくさらに水彩で着彩もできるのでお気に入りです。
スケッチするにあたって大切なのはスピードかと思っています。というのもスケッチというのは作品を作る前段階のアイデアだしだったり構図の確認になってきます。
なのでサッと全体像を描いてイメージを短時間で描くには絶対に小さい紙、もしくは小さく描いていくことが私の中では重要でした。
早く描かないと思いついたアイデアがどんどん消えていきます。
なので大きいスケッチブックを使うときでも案出しは小さい四角形を沢山描いて全体の構図やバランスを確認しています。

あと小さくした決め手は大きいスケッチブックを好きに使ったときに、1個ずつスケッチしたものが最大サイズでパスポートサイズに収まっていたからです。
大きいスケッチブックを使っていても意外と紙面全体を使うことはなく、パスポートサイズがあれば描き込みをしないのであれば十分色々描けることに気づきました。
あとはパースを勉強すれば小さい画面でも大きな場面のスケッチをすることが可能です。

このくらいの大きさであればかかっても1ページ20分くらいでスケッチできるので何か描きたいものが思い浮かんだらササっとスケッチできます。
またパスポートサイズであればポケットや小さいバッグにもすっぽり入るので万年筆1本持って入ればスケッチできるお手軽さも好きです。


パスポートサイズといえば表紙が可愛いYAMAMOTO PAPERのRO-BIKINOTEも使っています。紙に薄いドットが入っているのでパースのあたりに使えて良いです。
FLEX NOTE A6
こちらはパスポートサイズの倍ないくらいのA6サイズのFLEX NOTEを使っています。
FLEX NOTEとはディスクバインドという紙の留め方のノートでディスクと紙をカットするパンチャーがあればどんな紙でもノートにできます。

またFLEX NOTEの素晴らしい部分が、好きな紙をノートにできるだけではなく、1ページごとに着脱、そして並び替えが可能なのでメモ帳とノート、スケッチブックを合体できます。
アイデアだしで文字で書いたりメモをしたあと、不要になっても捨てられるし色々描いたあと並び替えることも可能です。絵を描く用でMDペーパーやOKフールス紙を使って、メモ用にプリンター用の用紙をセットしておくことも可能です。


私はスケッチブックで1枚うまくいかなかったり今まで描いたものが気に入らなくなるとノートを替えたくなる病気なのでその点でもページだけ捨てちゃえばいいので良いです👌
私はFLEX NOTEのディスクを少し改造してPAPAER REPUBLICでカスタムオーダーしたノートカバーにセットして使っています。


まとめ
スケッチブックは高いので私は線画でノートにアイデア出しや構図の確認をしています。絵を描くとはいえ、描きこまなければパースが分かっていれば小さいノートでも大きいスケッチをすることができ、さらには小さいので素早くアイデアを形にすることができます。

ガジェットブログとかでも絵を描くからipadは大きいサイズにしましょうね~と言ってる人は信用していません。私は小さい方がいいです。
メインで使用しているのはFLEX NOTEという1枚ずつ着脱可能なノートで、スケッチ用にどこでも持っていっているのがトラベラーズノートのパスポートサイズになります。
アイデアがうまくアウトプットできずに無駄なメモが増えてしまう人には着脱可能なFLEX NOTEがおすすめです。とはいえトラベラーズノートも1冊300円以下なので気兼ねなくスケッチや案だしに使えます。

案だしやスケッチはノートでできますが、絵具で作品制作の練習するにはちゃんとした高いスケッチブックを使いましょう!!
とりあえず用途にあったもの、使っていてテンションがあがるものでスケッチできると楽しいです。
私はいまメインで水彩画をしているので水彩のスケッチブックで絵を描いています。

妖怪画家ヨハク / YOHAKU Yokai Art



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