絵の上達方法を知るまで

こんにちは、存在しないモノを描いている妖怪、洋伯(よはく)です。
私は普段、存在しないモノをキャラクター化したり見たことのない世界を創ったりしています。

絵を10年以上毎日描いてきて、どこへ行くにもスケッチブックを持っていって絵を描いていました。
それは兎に角沢山絵を描くことが絵の上達に一番効果があると勘違いしていたからです。(絵を描く行為自体が好きだったこともありますが。)
独学で絵を描いてきたので、描いていると勝手に上達して上手い絵が描けると思っていました。

感覚的には日々絵が上達していき、気づいたら勝手にすごい絵が描けるようになっていると漠然と思っていたのです。

絵を始めた頃はそれを妄信してずっと絵を描いていましたが、なかなか上達しなくてうずうずしている期間もありました。
結局、絵を練習で沢山描くにしても、上手く描けなければ練習も練習後も楽しくありません。

絵を始めたころよりも各段に絵が上達した今の方が、絵を描いていて圧倒的に楽しいのは言うまでもありません。
絵は段階的に上達する
絵を沢山描く日常を過ごしてきた中で、絵が上達するタイミングがあることに気が付きました。
それは上手い人に何かを教えてもらった時でした。
私は幸運なことに周りに絵の上手い人がいる状態で絵を描くことができたので、アドバイスを貰うことができる環境にいました。
最初に貰ったアドバイスは今でも覚えています。

”この影のところ黒混ぜてるでしょ?影に黒はあんまり使わないよ”
と言われたのが私の絵の勉強がスタートしたキッカケのアドバイスでした。
その時はそのアドバイスをくれた人が凄いのだと思っていただけでしたが、せっかく絵を描いているので自分で勉強して上手い絵が描けるようになろうと決心しました。
決心したその日に本屋に行き、必要と思われる本を読んで何冊も購入しました。
するとアドバイスをくれた人達が教えてくれたことや、更に詳しいことが沢山描いてありました。

その日から、知識をつける→実践する、という上達法を繰り返し実行した結果、それまでにないくらいのスピードで絵が上達していきました。

知識をつけることによって上手い絵の仕組みを理解、そしてそれを練習することによって定着させる。
さらに次の難易度の知識を、、、といった様に段階的に上達していくものだと実感しました。
知識は力
絵を上達させるといっても描きたい絵は人それぞれだと思います。
私は妖怪や和風なものが好きなので、キャラクターや景色を実際に見たように、想像上のものをリアルに表現することを目標にしていました。

紙やキャンバスを想像の世界を覗く窓に見えるようにすることが、私のなかで絵の上達とイコールだったのです。
つまり絵の上達とは人それぞれ違うので、これをやれば絵が上達する、といったものはなく自分で絵のゴールをセットすることが重要になります。

唯一あるとすれば、勉強する、これだけだと私は思います。
ちなみにこのゴールはあなたしか分からないのでよく考えましょう。
自分にとって何が “上手い絵”なのか。

世の中には見ただけで色々理解して出来てしまう天才もいます。
私も本に書いてある知識で、自分で見て気づいていた方法や技など何個もありました。
しかし勉強してしまえば一瞬で知れてしまいます。

ビスマルクの格言で、愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ、というものがあります。
もちろん知識をつけたうえで練習しながら経験をすることも大事ですが、基本的には出来る人や、出来る人が執筆した本で知識をつけて練習すると、上達スピードは最速になります。
またゴールは人それぞれ違うので、習う場合も適当な絵画教室ではなく、自分が描きたいと思っている絵に近い絵を描いている人の教室や本などで学習することが絵の上達への近道となります。
猫の絵を墨で描いている人に、鳥の絵をアクリル絵具で描く方法は教われませんよね。
ゴールが違う人に教えを乞うのはこれと同じだと私は思います。
まとめ
絵はただ描き続けるだけでは上達することはありません。
絵は段階的に上達します。
描きたい絵に関しての知識をつける(本を読む、ブログを見る、人に聞く)→それが出来るようになるまで練習する→更に難しい技術の知識をつける→練習
この繰り返しが最速で絵が上達する方法になります。
私も割と長い間、描き続けているのに全く絵が上達しない苦しい期間がありました。
それは絵が上達する為の勉強をしていなかったからです。

絵やイラストに限った話ではないですが、漠然と”上手くなる”ことを目標にしても、どこにも到達することはできません。
バスケットボールをやりたいのに、運動が上手くなりたいと言って、野球選手の教室に通って”運動が上手くなる方法を教えてください”と言っているような感じです。
まずは自分がバスケットボールというスポーツが上手くなりたいということを自覚するのが大事だと思います。
自分にとって”上手い”とはどういう絵なのか、またどういう絵を描けるようになりたいのか、ということを詳しく考えることが大事になってきます。
絵を上達させる為にも自分が何をしたいのか理解することによって、質問をすべき人や読むべき本が自ずと分かってきます。
まずは自分にとっての”上手い絵”を言葉にすることが絵の上達への第一歩になると思います。
楽しんで絵を描いていきましょう!
妖記事/イラスト: 洋伯(よはく)



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